エントリー条件・インジケーターの決定

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エントリー条件の決定


エントリー条件の決定

今回のテーマは、EA(エキスパートアドバイザー)制作における「エントリー条件の決定」です。このプロセスを通じて、より効果的なトレード戦略を設計します。

目次

  • 前回の振り返り
  • 今回のテーマ: エントリー条件の決定
  • エントリー条件(インジケータとルール)を決めよう
  • 次回予告

前回の振り返り

前回は、ナンピンマーチンなどを使わず、シンプルなEAをドル円の5分足(5M)で作るという方向性を確認しました。具体的なエントリー条件については、これから論話を進める形で終了しました。

今回のテーマ: エントリー条件の決定

エントリー条件を作るには、以下の要素を考慮します。インジケーターの選定やトレンドの確認方法を決めた後、パラメータやバックテストはEAが完成してから調整する方針です。

  • エントリーの基準となる指標(例: RSI、移動平均線)
  • トレンドの確認方法(例: ゴールデンクロス、ATRによるボラティリティ確認)
  • 各指標のパラメータ設定(例: RSIの関値、移動平均線の期間設定)
おじさん

おじさん:
今回は最初のEAだからベーシックなものにしようと思う。メインのインジケーターは何がいいと思う?理由も教えて。

はるちゃん

はるちゃん:
最初のEAなら、以下の3つが良いと思います!

  • 移動平均線(MA): トレンドの方向を把握するのに適していて、多くのトレーダーが使っているため、普遍性が高い。
  • RSI(相対力指数): 相場のモメンタム(勢い)を確認でき、過熱感を把握するのに便利。
  • ATR(平均真幅レンジ): ボラティリティを測定することで、値動きが小さい時の取引を避けられる。
おじさん

おじさん:
うん、まあ、このブログで作る最初のEAだから、とりあえず、はるちゃんの言うとおりにやってみるよ。じゃあ、その3つのインジケーターで取引ルールを作ってみて。

はるちゃん

はるちゃん:
了解です!では、以下のようなシンプルな取引ルールを提案します:

  • 移動平均線(MA)のゴールデンクロスがエントリー条件。
  • RSIが50以上でモメンタムを確認。
  • ATRが一定値以上でボラティリティが十分な時のみ取引。
おじさん

おじさん:
最初は簡単なルールで有効性を確認しないといけないから、エントリーとエグジットだけ決めてテストしてみようか。値幅での利確・損切りは今の時点ではまだ入れない方がいいかな?

はるちゃん

はるちゃん:
了解です!値幅での利確・損切りは省略して、シンプルなエントリーとエグジット条件だけに絞りましょう。

  • 移動平均線(MA)のゴールデンクロスで買いエントリー。
  • 移動平均線のデッドクロスでエグジット。
はるちゃん

はるちゃん:
シンプルにこれでテストしてみましょう!

次回予告

次回は、今回決定したエントリー条件を使って実際にバックテストを行い、初期結果を分析します。その上で、有効性を確認しつつ最適化の方向性を考えていきます。


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