EAバックテスト結果の分析
目次
- 1. 複数通貨でのバックテスト条件
- 2. 今回のテーマ:バックテスト結果の分析
- 3. 実践投入に向けた課題と改善策
- 4. 会話ログ(吹き出し形式)
- 5. まとめと次回予告
1. 複数通貨でのバックテスト条件
前回作ったEAのバックテスト(BT)を複数通貨で実施。
その結果、18通貨の中から以下の条件を満たす条件だけを残した。期間は2010~2020年、5M/15M/30M/60M(4Hでは取引数が少なすぎるため除外)。
選定条件:
- BT利益:1,000以上
- 取引数:200以上
- 各通貨上位4個
2. 今回のテーマ:バックテスト結果の分析
NZDUSD vs USDJPY:どちらを優先するべきか?
NZDUSDの特徴
- ✅ バックテストでは最も高い利益を記録
- ✅ ボラティリティが高く、大きな値幅を狙える
- ⚠ 実践時のスプレッド拡大やスリッページリスクが懸念される
- ⚠ 短期的な市場の変動に弱く、リスク管理が難しい
USDJPYの特徴
- ✅ 主要通貨ペアで流動性が高い
- ✅ スプレッドが狭く、実践環境での安定性が期待できる
- ✅ リスク管理がしやすく、実運用に適している
- ⚠ 利益幅はNZDUSDより控えめになる可能性あり
結論:
- 安定性を優先するならUSDJPYを先にデモ口座でフォワードテスト
- NZDUSDはリスク管理を徹底したうえで追加運用を検討
3. 実践投入に向けた課題と改善策
課題①:バックテストのオーバーフィッティングリスク
改善策:
- フォワードテスト をデモ口座で実施し、リアル環境での動作を確認
- ウォークフォワード分析 により、パラメータのロバスト性を検証
課題②:市場環境の変動に対応できるか?
改善策:
- 異なる市場フェーズ(トレンド相場・レンジ相場)でのパフォーマンスを確認
- ATRやボリンジャーバンドなど、ボラティリティフィルターを適用し、変動時のリスクを軽減
課題③:リスク管理の徹底
改善策:
- SL(ストップロス)とTP(テイクプロフィット)の最適化
- 資金管理のルールを強化し、最大ドローダウンを抑制
4. 会話ログ(吹き出し形式)

「参考データはここにまとめてあります: 結果まとめ」

「NZDUSDが一番利益が出てるけど、実践ではやっぱりドル円の方がいいのかな?」

「NZDUSDはバックテストの利益は大きいですが、ボラティリティが高くてリスクもあります。USDJPYの方が安定した運用ができる可能性が高いですよ!」

「なるほど、じゃあまずはUSDJPYでデモ口座でフォワードテストしてみるか。」

「それがいいと思います!実運用でのスプレッドやスリッページも確認できますし。」

「NZDUSDはどうしよう?」

「リスク管理をしっかりすれば良い選択肢です!ボラティリティに対応するために、SL/TPの最適化を考えましょう。」

「パラメータの調整とか、トレールの適用も考えた方がいいかな?」

「そうですね!特にトレールストップはボラティリティが高い通貨には効果的です。どの水準が適切か、フォワードテストしながら最適化しましょう!」

「了解!じゃあ、USDJPYとNZDUSDの改善点を考えながら進めるか。」

「はい!次回はそれぞれのパラメータ調整や、追加するべきトレード条件について掘り下げましょう!」
5. まとめと次回予告
- USDJPYを先行してデモ口座でフォワードテストを実施し、実運用での安定性を確認
- NZDUSDはリスク管理を徹底した上で運用の選択肢として残す
- 次回は、USDJPYとNZDUSDの改善点を検討し、パラメータ調整やトレールの最適化を進めるよ
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